結婚式のプロフィールムービー制作会社MOVOX（ムーボックス）です。結婚式のスピーチなどで使ってはいけないとされる「忌み言葉」（いみことば）。聞いたことがない方も、聞いたことがあっても使用してしまう可能性があります。今回は、オープニングムービーなどで使えないNGコメント集をお伝えします。

忌み言葉とは

私たちは日常的に忌み言葉を使用し、聞いています。
忌み言葉とは、結婚式などの宴席上でふさわしくない、縁起の悪い言葉とされます。
宴席で何がどのようにふさわしくないのか、縁起が悪いとされるのか難しく感じるかもしれません。

例えば、 ケーキを「切る」は、「切」という漢字が「縁を切る」といった情景などを連想させるため「ケーキにナイフを入れる」などと言い変える事により連想を回避します。
このように、忌み言葉を使わないようにするために、別の言い方をします。

多くの方が列席する結婚式などでは、うっかり忌み言葉を使ってしまっては、祝いの席で常識がないなどと思われても嫌ですよね。
そんなミスをしない為にも、忌み言葉をご紹介します。

忌み言葉の例

結婚式では、別れや愛情が薄れるような言葉をイメージさせてしまうものが、忌み言葉とされています。また、重ね言葉も問題になります。重ね言葉は不幸が連鎖しないように使わないことがマナーとされます。

不幸や不吉に離婚を連想させる言葉

別れる・去る・終わる・割れる・切る・破れる・ご多忙・流れる・冷える・薄れる・捨てる・絶える・失う・再度・出る・逃げる・帰る・戻る・返す・消える・飽きる・焦る・退く・つぶれる・泣く・壊れる・離れる・解ける・欠ける・再び・繰り返し

例文1：さくらの花びらが「散る」は「散る」という文字が別れを連想させます。
代わりに、「桜の花びらが舞う」という言い換えになります。

例文2：「披露宴も終わりますが…」は「終」が縁起が悪いとされます。
代わりに、「披露宴もお開きとなりますが…」という言い換えになります。

例文3：「本日はご多忙のところ…」は「忙」という字が、心を亡（ほろ）ぼすとされます。
代わりに、「本日はご多用のところ…」という言い換えになります。

重ね言葉

たびたび・重ね重ね・しばしば・重々・たまたま・次々・時々・どんどん・日々・ますます・またまた・みるみる・わざわざ

まとめ

このよう忌み言葉とされるものは多くあります。普段気にせず使ってしまう言葉もあるため、難しいと感じる人もいるかもしれません。分かりやすく考えるのであれば、ゲストが見て聞いてマイナスイメージが生まれる事がないか？に焦点を合わせると分かりやすいかもしれません。